ヒ酸カリウムとは? わかりやすく解説

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ヒ酸カリウム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/15 16:02 UTC 版)

ヒ酸カリウム
識別情報
CAS登録番号 7784-41-0 
PubChem 516881
ChemSpider 22977
UNII 55K74GS94Q
EC番号 232-065-8
国連/北米番号 1677
特性
化学式 H2AsKO4
モル質量 180.03 g mol−1
外観 白色固体
密度 2.867 g/cm3
融点

288 °C, 561 K, 550 °F

危険性
GHSピクトグラム
GHSシグナルワード 危険(DANGER)
Hフレーズ H301, H331, H350, H410
Pフレーズ P201, P202, P261, P264, P270, P271, P273, P281, P301+310, P304+340, P308+313, P311, P321, P330
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

ヒ酸カリウム(Monopotassium arsenate)は、化学式KH2AsO4無機化合物である。白色の固体で、殺虫剤等に用いられる他のヒ素含有化合物の合成に用いられる。酸化ヒ素と窒化カリウム煆焼し、水で抽出することで合成できる[1]

このヒ酸由来のジプロトン酸の水溶液の酸塩基平衡は、以下のようになる。

H3AsO4 + H2O H2AsO
4
+ H3O+  (pKa1 = 2.19)
H2AsO
4
+ H2O HAsO2−
4
+ H3O+  (pKa2 = 6.94)

関連化合物

  • ヒ酸ナトリウム
  • ヒ酸水素二ナトリウム

出典

  1. ^ Grund, S. C.; Hanusch, K.; Wolf, H. U. (2005), "Arsenic and Arsenic Compounds", Ullmann's Encyclopedia of Industrial Chemistry, Weinheim: Wiley-VCH, doi:10.1002/14356007.a03_113.pub2



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