ヒューズの交換
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/12 07:06 UTC 版)
ヒューズの交換にはある種の慣れが必要である。電気が流れている部位がむき出しのため、慣れていないものが交換をすると感電することがよくある。ヒューズを取り付ける位置は、安全器のカバーにあるヒューズ取り付け用の螺子をはずしておこなう。柱や壁に取り付けられた側にも取り付けられそうな形をしているが、きわめて危険である。その上、上部の部位は電気が流れているため注意。 また交換の際に切れたヒューズの形状を確認し、ショートによる溶断か、過電流による溶断かを確認する(ショートでの溶断である場合は、真っ黒くコゲている。リンクを参照のこと。)。コゲているなど何かしらの異常が認められた場合は自分で復旧させず専門業者による確認を行う。そのために専門的知識を持った者がヒューズの交換をすることが好ましい。また、湿気があり、安全器に雫が付いている場合は十分注意しなければならない。 ヒューズに不適切な材質のものを使うと、発火し火災になることがあるので十分注意する。とりわけよく見られたものとしては、予備のヒューズがない、ヒューズを買うお金が勿体無いなどの理由で応急措置的に針金で回路をつなげて復旧させるということがたびたび見られた。この場合、さまざまな要因で安全器などから発火し、火災の元になるので絶対にしてはならない。
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