ヒッチ荷重
ヒッチ(カップリングボール)に加わる垂直荷重のこと。荷重が小さいと走行時の安定性が悪くなり、反対に大きいと牽引する車両の後輪荷重が過大となる。このためにメーカーより荷重の指定がある。欧州の規定では、垂直荷重は最大許容牽引荷重の4%以上で、かつ25kg以上とされている。一方、後輪荷重は走行速度を100k/m以下に制限すれば、許容荷重の15%まで超過してもよい。また車両最大積載量の10%もしくは100kgのどちらか少ないほうまでオーバーしてもよいとされている。
参照 トレーラーヒッチヒッチ荷重
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 17:31 UTC 版)
ボール荷重、タン荷重ともいう。5Thホイール式やグースネック式などは、牽引車の後輪よりも前にトレーラーの重量をかけられるため、高荷重でも安定を損ないにくい。それらを除けば、カプラーにかかる垂直荷重は、ライトトレーラー全体の重さの1割前後が適切とされている。
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