ヒキヨモギとは? わかりやすく解説

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ひき‐よもぎ【引×艾】

読み方:ひきよもぎ

ハマウツボ科半寄生性の一年草草原生え、高さ3060センチ羽状裂けていて、対生する夏から秋付け根黄色い唇形の花を開く。


茵陳蒿

読み方:カワラヨモギ(kawarayomogi), ヒキヨモギ(hikiyomogi), インチンコウ(inchinkou)

キク科多年草薬用植物


引艾

読み方:ヒキヨモギ(hikiyomogi)

ゴマノハグサ科一年草薬用植物

学名 Siphonostegia chinensis


引艾

読み方:ヒキヨモギ(hikiyomogi)

河原艾古名


茵陳蒿

読み方:カワラヨモギ(kawarayomogi), ヒキヨモギ(hikiyomogi), インチンコウ(inchinkou)

キク科多年草薬用植物

学名 Artemisia capillaris


ヒキヨモギ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/25 16:27 UTC 版)

ヒキヨモギ
分類
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
: シソ目 Lamiales
: ハマウツボ科 Orobanchaceae
: ヒキヨモギ属 Siphonostegia
: ヒキヨモギ S. chinensis
学名
Siphonostegia chinensis Benth.[1]

ヒキヨモギ Siphonostegia chinensisハマウツボ科ヒキヨモギ属の半寄生植物

分布

日本全国、中国台湾朝鮮半島[2]

生態・形態

日当たりのよい草地、田畑、山地、低山、原野などに生え、30-60cmになる。は枝分かれし、深くさけたを対生する。8月頃に葉の脇に鮮やかな黄色を付ける。花は唇型で下側が大きく、がくは筒状で5つに裂け、雄しべ4本のうち2本が長い[2][3]

利用

全体が薬用利用される。利尿作用があり黄疸月経不順などに効果がある。採取時期は8-9月[2][4]

地上部からは、イリドイドの一種であるシフォノステギオールが発見されている[5]

脚注

  1. ^ ヒキヨモギ 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)
  2. ^ a b c 伊沢一男著 薬草カラー大図鑑(主婦の友社)
  3. ^ Tore Tate com.
  4. ^ 園芸手帳
  5. ^ Huiyan, Zhang, et al. (1992). “An iridoid from< i> Siphonostegia chinensis”. Phytochemistry 31 (9): 3268-3269. doi:10.1016/0031-9422(92)83491-G. 


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