パ1形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/19 05:22 UTC 版)
パ1形は、1928年(昭和3年)から1934年(昭和9年)5月にかけてワ1形、ワ17000形、ワフ8000形およびワフ11800形から国鉄工場にて改造製作した10t積み二軸車である。合計30両(パ1 - パ30)が製作された。 全車専属貨車に指定され、常備駅が定められた。配置は1951年(昭和26年)11月現在、長野駅2両、豊橋駅6両、静岡駅3両、磐田駅4両、尾張一宮駅7両、岡山操車場1両、志布志駅5両であった。 塗色は、黒であり、全長は6,605mm、全幅は2,530mm、全高は3,886mm、軸距は3,048mm、自重8.2 - 8.5t、換算両数は積車1.4、空車0.8、走り装置はシュー式、最高運転速度は65km/h、車軸は10t長軸であった。 1952年(昭和27年)に「老朽貨車の形式廃車」の対象形式に指定され、同年6月26日通達「車管第1232号」により告示された。(当時の在籍車数は27両であった)
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