パロー
パロー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 01:52 UTC 版)
パロー (キルギス語: палоо) は中央アジアで一般的に見られる料理プロフのキルギス名である。パローは肉片 (羊肉や牛肉を用いることが多いが、鶏肉を用いることもある) をカザンと呼ばれる大きな鉄製の釜で炒め、一口大に切った人参やニラ、米を入れて炒め、炊きあげたものである。パローはガーリックフライや赤唐辛子を入れて香りづけをする。ウズゲン・パロー (Uzgen paloo) はキルギスのウズゲン地区南部で作られる米を使用したパローである。シリン・パロー (Shirin paloo) はアゼルバイジャン料理のシリン・プロフと非常に似た料理であり、菜食主義者の食卓においては肉の代わりにプルーンや杏、レーズンといったドライフルーツが用いられる。 パローはペルシア語のポロウ (Polow, polo) がキルギス語化したものであり、語源をピラフと同じくする。ロシアではこの料理のことをプロフ (ロシア語: плов)と呼び、テュルク諸語ではアシュ (ash)、タジク語ではオシュ (osh) と呼ぶ。
※この「パロー」の解説は、「キルギス料理」の解説の一部です。
「パロー」を含む「キルギス料理」の記事については、「キルギス料理」の概要を参照ください。
「パロー」の例文・使い方・用例・文例
- パローという合金
- パローのページへのリンク