パラゴムのき

植物図鑑

パラゴムのき (パラゴムの木)

●ブラジルの北部、パラ州が原産です。アマゾン川流域の雨季には水没する浸水林に生え、高さは３０メートル以上になります。樹皮は灰褐色です。葉は３出複葉で、小葉は長楕円状披針形です。葉腋から円錐花序をだし、淡い黄白色の花を咲かせます。樹幹に傷をつけて採れる乳液（ラテックス）は、天然ゴムの原料になります。現在では東南アジアの熱帯地域を中心に、プランテーションでの大規模栽培が行われています。
●トウダイグサ科パラゴムノキ属の常緑高木で、学名は Hevea brasiliensis。英名は Para rubber tree。

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