バーナード・スティーヴンスとは? わかりやすく解説

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バーナード・スティーヴンス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/25 15:51 UTC 版)

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バーナード・スティーヴンス(Bernard Stevens、1916年3月2日 - 1983年1月6日)は、イギリス作曲家

生涯

ロンドン出身。ケンブリッジ大学でエドワード・ジョセフ・デントから音楽学を学んだ後、1937年から1940年まで王立音楽大学でレジナルド・オーウェン・モーリスに作曲を、アーサー・ベンジャミンピアノを、ゴードン・ジェイコブ管弦楽法を、コンスタント・ランバート指揮を師事した。

最初の作品であるヴァイオリン・ソナタがマックス・ロスタルの目にとまり、軍務についている間にヴァイオリン協奏曲を委嘱された。1946年、デイリーエクスプレス紙が主催した第二次世界大戦の「勝利の交響曲」というテーマのコンクールで、交響曲第1番『解放』が一等賞を獲得した。

1948年から王立音楽大学の作曲の教授となり、ロンドン大学の教授職とともに1967年まで務めた。

1956年ハンガリー動乱でのソ連の弾圧に抗議して共産党を離党したものの、アラン・ブッシュらとともに労働者音楽協会で活動するなど、左翼の音楽家として知られていた。

コルチェスターで死去。

作品・作風

作品にはオペラ、2つの交響曲、多数の管弦楽曲協奏曲室内楽曲連作歌曲歌曲カンタータモテット映画音楽などがある。作風は調性十二音技法を結びつけたものである。






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