バード&マジック時代の終焉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/04 00:48 UTC 版)
「1986-1987シーズンのNBA」の記事における「バード&マジック時代の終焉」の解説
このファイナルがラリー・バードのセルティックスと、マジック・ジョンソンのレイカーズが直接対決した最後のファイナルとなっている。セルティックスとレイカーズが再びファイナルの舞台で対決するのは、21年後の2008年のことである。レイカーズが連覇という新たな挑戦に挑み始める傍ら、平均年齢で上回るセルティックスはレイカーズよりも早く衰退期に入り始め、多くの選手が故障を抱えるようになった。バード自身持病である背中の痛みに耐えながらもプレーを続け、レギュラーシーズンの勝率こそ維持するもののプレーオフでは徐々にデトロイト・ピストンズなどの新興勢力の台頭に飲まれるようになる。 NBAを70年代の危機的状況から救い、80年代には幾多の名勝負を繰り広げてNBAを大いに盛り上げたバードとマジックの時代も、いよいよ終わりを迎えようとしていた。そして彼らが築き上げたレールの上を、次世代のスーパースーターであるマイケル・ジョーダンが走ることによって、NBAはかつてない高みへと上り始める。
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