ハーバード大学自然史博物館ブラシュカ模型コレクション
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「ブラシュカ父子」の記事における「ハーバード大学自然史博物館ブラシュカ模型コレクション」の解説
ハーバード大学自然史博物館は、ブラシュカ製ガラス模型の世界最大のコレクションを保有する。同大学植物博物館が50年間(1887-1936)に渡ってブラシュカに制作依頼した植物模型のうち、847個の実物大模型(780種)と3000個以上の部分拡大模型が保存されており、一部を除き、常時一般公開されている。資金提供者であるウェア家の名を取ってウェア・コレクションというが、一般にはグラス・フラワーズ(ガラスの花)の名で知られ、植物のほか、蜂などの昆虫の模型も含まれている。同大学比較動物学博物館が保有する430個の無脊椎動物のガラス模型のうち60個も自然史博物館に常時展示されている。これらは、ハーバード大学が植物模型を依頼する前にブラシュカが各地の博物館への販売用に制作していたもので、1870年代から1880年代にかけて同大学がアメリカの販売代理人を通じて購入した。 ハーバード大学以外では、コーネル大学、コーニング (ニューヨーク州)のガラス博物館、ボストン科学博物館、ロンドン自然史博物館、アイルランド国立博物館、マギル大学レッドパス博物館、ジュネーブ自然史博物館などがブラシュカによるガラス模型コレクションを保有している。
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