ハード・フェライトの製造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/02 07:26 UTC 版)
「フェライト磁石」の記事における「ハード・フェライトの製造」の解説
原料鉄の圧延工程での錆び落とし時に出る塩酸洗浄液中の酸化鉄 炭酸バリウム (BaCO3) または炭酸ストロンチウム (SrCO3) 工程ボールミル中でスチールボールと共に上記の原料を回転させて、粉砕・混合する 1,300°C程の回転釜に連続的に投入・取り出しを行い、10時間程の「仮焼」を行なう 水とスチールボールと共にミキサータンクで「粉砕」を行なう 乾燥後、粘結剤・潤滑剤を加えて混合する 「成形」「等方性フェライト」の製造:プレス機によって、1 〜 2t/cm2程度の圧力で求める形状に押し固める 「異方性フェライト」の製造:磁場中でプレス機によって求める形状に押し固める 25 〜 26時間、1,000°C前後で「焼成」する 必要なら切削加工などの形状の整形を行なう 0.002秒程度の強い磁力のパルスで「着磁」する。
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