ハリ千本バッジ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/20 21:14 UTC 版)
「ドラえもんのひみつ道具 (はな-はん)」の記事における「ハリ千本バッジ」の解説
声 - 不明(1994.4)→古賀晶子(2020.3) ハリ千本バッジ(ハリせんぼんバッジ)は、「ハリ千本ノマス」(てんとう虫コミックス10巻に収録)に登場する。 ハリセンボンを象ったバッジ、胸に付けて使用する。使用者に対し誰かが嘘をつくと、バッジが「ノマスー」とうなり、その嘘を言った相手は体が勝手に動き、嘘を本当にするための行動をとってしまう。たとえば、使用者の前で嘘のつもりで「お前にケーキをおごってやる」と言うと、足が勝手に動いて菓子屋へ駆けて行き、意に反してケーキを買ってしまう。 人造良心という装置が内蔵されており、それから発せられる超音波が嘘をついた人間の深層意識を刺激し、無意識のうちにその嘘を実行させる。 問題ないし欠陥は、「嘘だったほうがいい、本当だったら大変」という嘘の場合でも、効果は同じように発揮されること。親切のつもりで「のび太の家が火事」と嘘をついた静香は、それを本当にするため、放火しようとしてしまった。 テレビアニメ第2作第2期では安雄とはる夫がのび太を騙そうとする場面が追加されており、安雄は「僕の家にアイドルが来ている」と言ったが、バッジの効果によってアイドルの握手会の会場に向かい、アイドルを自分の家に連れ出そうとした所を警備員に取り押さえられた。はる夫は「神成さんの家でおやつが食べ放題」と言ったが、バッジの効果によって神成さんの家に上がり込み、勝手に羊羹を食べた事でそれに怒った神成さんに追い回された。なお、この話では静香のついた嘘は「のび太の家に泥棒が入った」に変更されており、バッジの効果によって静香はほっかむりをしてのび太の家にあるものを盗もうとしたところで話が終わっている。 カタログ番号:B-04、商品番号:BP404-E、価格:2400円
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