ハピネス・イズ・ヒアとは? わかりやすく解説

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ハピネス・イズ・ヒア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/01 00:56 UTC 版)

ハピネス・イズ・ヒア (Happiness Is Here) は、東京ディズニーランド (TDL)2013年4月15日から2018年4月9日まで公演された昼のパレードの名称、およびパレードで使用されるメインテーマの楽曲名である。

前の昼のパレード『ジュビレーション!』に引き続き、NTTドコモが提供した。

概要

東京ディズニーリゾート30周年(TDLの開業30周年)を記念して2013年4月15日から2014年3月20日の期間で開催された東京ディズニーリゾート30周年“ザ・ハピネス・イヤー”のプログラムの1つ。

ディズニーキャラクターをモチーフにしたフロートなどにディズニーキャラクターが乗って登場する。パレードは、7つのユニット、13台のフロートから構成され、全長は約500mになる。パレードが停止する「ショーモード」は設けられておらず、通過型のパレードとなる。

また、2014年1月14日から3月20日までショーモードを加えたスペシャルバージョンで公演された。ショーモードの途中にはゲスト参加パートがあり、その内容は3ヶ所全てで異なっている。スペシャルバージョン時は全長を約300mに圧縮して停止する。なお、悪天候時は通過型となる場合もある。

2014年3月21日以降は、30周年関連の飾り付けを取り外した状態で、継続公演されている。

2018年4月9日をもって、新パレード『ドリーミング・アップ!』開始のため公演を終了した[1]

公演情報
  • 公演期間:2013年4月15日2018年4月9日
  • 公演場所:パレードルート
  • 公演回数:1回/1日
  • パレード全長:約500m
  • 公演時間:約45分
  • 出演者数:約130人
  • 出演キャラクター数:55名
    天候などの状況により、出演者、出演キャラクターは減ることがある。
  • フロート:13台+ポッド13台

フロート構成と登場キャラクター

パレードは、7つのユニット、13台のフロートから構成される。

天候などの条件によっては登場しないキャラクター、フロートがある。

1.オープニング (幸せな「音楽」がハピネスを創り出すシーンを表したユニット
グーフィーを先頭に、ミッキーマウスのオモチャをモチーフにしたタイトルフロート、汽車(ケイシー・ジュニア)のフロート、楽器やオルゴールをモチーフにしたフロート
  • グーフィー、クララベル・カウ、ホーレス・ホースカラー、ヒューイ・デューイ・ルーイ(ミッキー&フレンズ)
  • ファイファー、フィドラー、プラクティカル(三匹の子ぶた
  • 白雪姫、七人のこびと(白雪姫
  • ピノキオ(ピノキオ
  • ダンボ(ダンボ)
  • マリー、トゥルーズ、ベルリオーズ、スキャットキャッツ、ロクフォール(おしゃれキャット
2.「友情」の喜びを表現したユニット
リロとスティッチを先頭に、コシグロペリカンのナイジェルをモチーフにしたフロート、おもちゃ箱を積んだ三輪車をモチーフにしたフロート
3.「願い」を表現したユニット
ジーニーを先頭に、アブーが魔法によってゾウに変身した姿のフロート
  • ジーニー、アラジン、ジャスミン(アラジン

2015年5月15日の公演より、このユニット3とユニット4の間を境にパレードが2つのパートに解かれ、途中横断が可能となった。同年4月5日までは最初から最後まで間が途切れないパレードだった。

4.「美しさ」を表現したユニット
マキシマスに乗ったラプンツェルを先頭に、白鳥をモチーフにしたフロート、ピクシーホロウをモチーフにしたフロート
5.「不思議」を表現したユニット
イモムシ(Caterpillar)に乗ったアリスを先頭に、マッドハッター三月ウサギのフロート、ハートの女王のフロート
6.「夢」を表現したユニット
ラビットを先頭に、ハニーポットとあふれ出るハチミツをモチーフにしたフロート
7.フィナーレ
メリー・ポピンズとバートを先頭に、「ディズニーの仲間たちが叶えてくれる夢」をテーマとしたフロート、高さ12mのバルーンが詰まった気球の形状のフロート、スポンサーフロート
(30周年の期間中は、30の数字をあしらったロゴが気球のフロート正面に飾られていた。)

楽曲

通常版

パレード内の楽曲は、東京ディズニーリゾート30thアニバーサリーテーマソング「Happiness Is Here」を軸とし、様々なディズニー音楽のメドレーで構成されている。パレードの楽曲を収録したCDは5月8日にウォルト・ディズニー・レコーズより発売された。なお、東京ディズニーリゾート内の一部店舗では5月1日より先行発売が行われた。

全ユニット
オリジナル楽曲
  • Happiness Is Here
オープニングユニット
白雪姫』より
  • 口笛ふいて働こう英語版 (Whistle While You Work)
ミッキーのフォーリーズ』より
ダンボ』より
ピノキオ』より
  • もう糸はいらない英語版 (I've Got No Strings)
おしゃれキャット』より
  • スケール・アンド・アルペジオ (Scales and Arpeggios)
  • みんな猫になりたいのさ (Ev'rybody Wants to Be a Cat)
「友情」のユニット
トイ・ストーリー』より
トイ・ストーリー3』より
  • 僕らはひとつ英語版 (We Belong Together)
ファインディング・ニモ』より
  • Jellyfish Forest
「願い」のユニット
アラジン』より
「美しさ」のユニット
シンデレラ』より
塔の上のラプンツェル』より
  • 輝く未来英語版 (I See the Light)
美女と野獣』より
眠れる森の美女』より
  • いつか夢で (Once Upon A Dream)
『白雪姫』より
「不思議」のユニット
ふしぎの国のアリス』より
  • カードの大行進 (March Of The Cards)
  • お誕生日じゃない日のうた (The Unbirthday Song)
  • 時間におくれた (I'm Late)
  • ふしぎの国のアリス (Alice In Wonderland)
「夢」のユニット
くまのプーさん』より
  • Rumbly in My Tumbly英語版
  • Winnie the Pooh英語版
  • ワンダフル・シング・アバウト・ティガー英語版 (The Wonderful Thing About Tiggers)
フィナーレユニット
メリー・ポピンズ』より

スペシャルバージョン

2014年1月14日から同年3月20日まで開催されたショーモードを加えたスペシャルバージョンの使用楽曲。

スペシャルバージョンのショーモード音源を加えたCDが2014年3月19日発売(同月5日パーク内先行発売)の「東京ディズニーリゾート・30thアニバーサリー・ミュージックアルバム“ザ・ハピネス・イヤー”」に収録されている。

全停止位置共通
ファンタジーランド、ウエスタンランド
プラザ
  • お砂糖ひとさじで(『メリー・ポピンズ』より)
  • ひとりぼっちの晩餐会(『美女と野獣』より)
  • 星に願いを(『ピノキオ』より)
  • 夢はひそかに(『シンデレラ』より)
トゥモローランド、トゥーンタウン

経緯

  • 2012年9月20日 OLCからの報道関係者向け広報『『東京ディズニーリゾート®30周年“ザ・ハピネス・イヤー”のプログラムについて』で画像イメージと共に開催が発表される[2]
  • 2013年2月1日 OLCからの報道関係者向け広報『東京ディズニーリゾート®30周年“ザ・ハピネス・イヤー”4月15日(月)よりいよいよスタート!』にてパレードの概要が発表される[3]
  • 2013年3月8日 OLCからの報道関係者向け広報『東京ディズニーリゾート®30周年“ザ・ハピネス・イヤー”4月15日(月)よりいよいよスタート!』のパレードの概要において、出演キャラクター人数の変更が発表される[4]

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 東京ディズニーリゾート®35周年“Happiest Celebration!”のプログラムについて (PDF)”. オリエンタルランド (2017年9月21日). 2017年9月21日閲覧。
  2. ^ 東京ディズニーリゾート®30周年 "ザ・ハピネス・イヤー"のプログラムについて (PDF)”. オリエンタルランド (2012年9月20日). 2013年3月24日閲覧。
  3. ^ 東京ディズニーリゾート®30周年“ザ・ハピネス・イヤー”4月15日(月)よりいよいよスタート! (PDF)”. オリエンタルランド (2012年3月8日). 2013年3月24日閲覧。
  4. ^ 東京ディズニーリゾート®30周年“ザ・ハピネス・イヤー”4月15日(月)よりいよいよスタート! (PDF)”. オリエンタルランド (2012年4月1日). 2013年4月6日閲覧。4月1日に一部修正が加えられている。

出典

関連項目

外部リンク


ハピネス・イズ・ヒア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 08:39 UTC 版)

東京ディズニーランドの昼のパレードの一覧」の記事における「ハピネス・イズ・ヒア」の解説

詳細は「ハピネス・イズ・ヒア」を参照 2013年4月15日から2014年3月20日の期間に『東京ディズニーリゾート30周年“ザ・ハピネス・イヤー”』のスペシャルパレードとして開催されていたが、2014年3月21日以降も、30周年関連飾り付け取り外した状態で、2018年4月9日まで継続公演された。

※この「ハピネス・イズ・ヒア」の解説は、「東京ディズニーランドの昼のパレードの一覧」の解説の一部です。
「ハピネス・イズ・ヒア」を含む「東京ディズニーランドの昼のパレードの一覧」の記事については、「東京ディズニーランドの昼のパレードの一覧」の概要を参照ください。

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