ハコベ属の特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/30 02:02 UTC 版)
高さ10 cmから20 cmの背の低い草本で、一年草、越年草または多年草。茎は株状になるか1本立ちになり、よく枝分かれして密集した群落を作る。茎には節があり、節ごとに葉を対生する。葉は扁平で、茎の下部に葉柄があるものと無いものがある。花は集散花序か茎先や葉腋に単生する。萼片は5個。花弁は白色で5弁であるがウサギの耳のように根元近くまで深く2裂するものがあるため一見では10弁に見える。まれに花弁が退化して無いものもある。雄蕊はふつう10個。花柱はふつう3個。果実は蒴果でふつう6裂する。 世界に約120種あり、日本には約18種ある。
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