ハイパックとは? わかりやすく解説

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ハイパック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/05 06:50 UTC 版)

ハイパック(HIPAC)とは、パイオニア(カーエレクトロニクス事業部)が1971年昭和46年)に規格・製品化し、カーステレオ、および幼児向け教材機器向けに開発・製造・発売したエンドレスカートリッジ及び再生機器である。

概要

すでに製品として存在していたプレーテープのカートリッジをベースに、コンパクトカセットと同じ幅のテープを用いて4トラック2プログラム化したもの。テープ速度は4.8cm/secと9.5cm/secの2種類が規定されたが、市場に投入されたソフトはほとんど4.8cm/secであった。収録時間は多くのカートリッジで8トラックより短く、再生機器はポータブル製品を含めても数機種しか存在しない。メーカーのホームページにも記載がなく、海外への市場展開も行われなかったためプレーテープ以上にマイナーである。

なお、このハイパックは「ポンキー」、および「ピンキー」というシリーズで幼児向け教材機器に力を入れた時期もあった[1]が、それでも非常にマイナーな教材機器である事は否めず、最終的に1979年(昭和54年)末までに製造終了・販売終了となり、登場から8年の歴史に幕を閉じた。

ハイパック協議会

パイオニアのほか、次の企業が参加していた。(社名は当時のもの)

補足

ハイパックはプレーテープよりもテープ幅が広い。テープを破損する恐れがあるため、プレーテープ用の機器で再生を試みることは行ってはならない。

関連項目


「ハイパック」の例文・使い方・用例・文例

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