ノーム空港とは? わかりやすく解説

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ノーム空港

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/03 21:23 UTC 版)

ノーム空港
Nome Airport
ノーム空港遠景
IATA: OME - ICAO: PAOM
概要
国・地域 アメリカ合衆国
所在地 アラスカ州ノーム
種類 民間
所有者 アラスカ州 DOT&PF
拠点航空会社 ベーリング航空
標高 12 m (38 ft)
座標 北緯64度30分44秒 西経165度26分43秒 / 北緯64.51222度 西経165.44528度 / 64.51222; -165.44528
地図
OME
空港の位置
滑走路
方向 ILS 長さ×幅 (m) 表面
10/28 1829×46 アスファルト
3/21 1882×46 アスファルト
統計
発着回数 28000
リスト
空港の一覧
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ノーム空港:Nome Airport)とは、アメリカ合衆国アラスカ州ノームにある空港。

アメリカ連邦航空局による2018年の調査によると、この年の空港利用者は64,122人であった[1]

概要

アメリカ連邦航空局による統計によると、2010年1月までの12カ月間、当空港の離着陸数は28,000回で、一日平均は71回であった。内訳は54%エアタクシー、36%ゼネラル・アビエーション、定期便そして軍用機が共に5%であった。

2010年現在、ノーム空港には71機の航空機が所在し、内訳は72%単発機、17%双発機、7%ヘリコプター、そして4%が軍用機であった[2]

歴史

第二次世界大戦下、民間空港であるノーム空港にマークス空軍飛行場が建設され軍民共用とされた。これは、ノーム空港がベーリング海を隔てソビエト連邦に近い事から、1942年レンドリース法による対ソ援助物資の中継基地とするほか、アラスカ州西岸の空域防衛の為の措置であった。

1948年、マークス空軍飛行場がマークス空軍基地へ改称され、冷戦により対峙することとなったソ連軍に対する戦闘機インターセプト基地として活躍した。

1950年、マークス空軍基地は閉鎖され、残された小隊は1956年までノーム空港に駐留した。

就航都市

国内線

ノーム空港の就航地
航空会社 就航地
アラスカ航空 アンカレジ、コツエビュー
ベーリング航空 ブレビグミッション、カウンセル、エルム、ギャンベル、コツエビュー、キョーク、サヴーナ、シャトリック、シマリッフ、セント・ミッシェル、テラー、ウナラクリート、ウェールズ、ホワイトマウンテン[3]
パスファインダー・アビエーション ダイオミード
ライアンエアー ブレビグミッション、エルム、ギャンベル、サヴーナ、テラー、ウナラクリート、ウェールズ

アクセス

ノーム空港は、市街地の4㎞西に位置する。

脚注

  1. ^ Calendar Year 2018 Final Revenue Enplanements at All Airports”. 2022年4月7日閲覧。
  2. ^ FAA Record”.[リンク切れ]
  3. ^ Bering Air | Alaska Flights, Air Cargo, Charter Flights” (英語). Bering Air. 2022年2月13日閲覧。

関連項目




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