ノーマン・ヨシオ・ミネタ・サンノゼ国際空港とは? わかりやすく解説

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ノーマン・Y・ミネタ・サンノゼ国際空港

(ノーマン・ヨシオ・ミネタ・サンノゼ国際空港 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/20 02:07 UTC 版)

ノーマン・Y・ミネタ・サンノゼ国際空港
Norman Y. Mineta San José International Airport
連邦航空局・空港図
IATA: SJC - ICAO: KSJC
概要
国・地域 アメリカ合衆国
所在地  カリフォルニア州
サンノゼ
種類 公共
所有者 サンノゼ市
標高 19 m (62 ft)
座標 北緯37度21分46秒 西経121度55分45秒 / 北緯37.3628度 西経121.9292度 / 37.3628; -121.9292座標: 北緯37度21分46秒 西経121度55分45秒 / 北緯37.3628度 西経121.9292度 / 37.3628; -121.9292
公式サイト www.flysanjose.com
地図
SJC
SJC
SJC
空港の位置
滑走路
方向 ILS 長さ×幅 (m) 表面
12L/30R 3,353×46 コンクリート
12R/30L 3,353×46 コンクリート
統計(2019年)
旅客数 15,650,444人
出典:公式サイト[1]連邦航空局の空港基本情報[2]より
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ノーマン・Y・ミネタ・サンノゼ国際空港(ノーマン・Y・ミネタ・サンノゼこくさいくうこう、: Norman Y. Mineta San José International Airport) (IATA: SJC, ICAO: KSJC, FAA LID: SJC)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンノゼにある国際空港。単にサンノゼ国際空港とも呼ばれる。空港名が冠する「ノーマン・Y・ミネタ」は日系人として初めてアメリカ合衆国で閣僚となったノーマン・ヨシオ・ミネタ(いずれも元サンノゼ市長・下院議員・商務長官運輸長官)に由来する。サンノゼ市は空港のマーケティングのため、サンノゼ・シリコンバレー・ミネタ国際空港に改称することを検討している[3]

概要

サンノゼ市はベイエリアの中で最も人口の大きな都市だが、サンノゼ国際空港は近隣のサンフランシスコ国際空港オークランド国際空港より規模が小さい。しかし、IT産業の集積地シリコンバレーに立地している優位性があり、根強い航空需要があると見られている[4][5]

サンノゼ国際空港は市の中心部から北西に約6キロメートルと非常に近いため、利用者にとって利便性が高い半面、周辺が開発されているため拡張性に乏しい。市の中心部は航空法による高さ制限が課されている。

日本路線

アメリカン航空東京/成田線を運航していたが、2006年に運航を終了した。2013年には全日本空輸東京/成田線を開設した。2020年からは東京/羽田に移管を予定していたが、COVID-19流行を理由に成田線の運航終了後、羽田線の開設を見合わせている。その後、2022年12月からJAL系LCCジップエアが成田線を運航を開始した。

施設

滑走路とサンノゼのダウンタウン
ターミナルA(中央) ターミナルB(右)
サンノゼ国際空港 ターミナルB

空港の敷地面積は420haである。旅客ターミナルはAとBの2つあり、エアサイドが繋がっているため乗り換えの際は便利である。

ターミナルA

ターミナルAは1990年に開業、2009年に改装を終えた。改装の結果、チケットカウンター・駐車場・セキュリティチェックなどが広くなった。搭乗口は1番から16番まであり、そのうち15番と16番は増築された国際線ビルに含まれる。国際線の乗客はこのビルにて入国審査と税関検査を受けるため、国際線到着時の出口はターミナルAとなる[6]

ターミナルB

ターミナルBは2010年に開業した。搭乗口は17番から36番までで、17番と18番が国際線用である。サウスウェスト航空・アラスカ航空・デルタ航空、ジップエアなどが利用している。

就航路線

航空会社 就航地
サウスウエスト航空 ダラス/ラブオースティンバーバンクシカゴ/MDWデンバーラスベガスロサンゼルス/LAXロサンゼルス/オンタリオ(カリフォルニア)ロサンゼルス/サンタアナフェニックスポートランドリノサンディエゴシアトルセントルイス
アラスカ航空 シアトルスポケーンボイシポートランド(オレゴン)サクラメントロサンゼルス/LAXサンディエゴグアダラハラカフルイコナリフエサン・ホセ・デル・カボ
デルタ航空 アトランタミネアポリス=セントポールソルトレイクシティーシアトル
(デルタ・コネクションが運航)ロサンゼルス/LAXソルトレイクシティーシアトル
アメリカン航空 ダラスフェニックス
(アメリカン・イーグルが運航)ロサンゼルス/LAX
ユナイテッド航空 デンバーヒューストン
(ユナイテッド・エクスプレスが運航) デンバー
ジェットブルー航空 ニューヨーク/JFK
ハワイアン航空 ホノルルカフルイ
エアカナダ・エクスプレス バンクーバー
ボラリス メキシコシティグアダラハラ
ブリティッシュ・エアウェイズ      ロンドン/LHR
ZIPAIR Tokyo 東京/成田
中国国際航空 上海/浦東

空港へのアクセス

以下に述べる公共交通手段の他、タクシー、リムジン、シャトルバス等でアクセスが可能である。

空港の近くには国道101号線、州間高速道路880号線、州道87号線が走っており、自家用車でのアクセスも便利である。

公共交通手段

サンタクララバレー交通局(VTA)の運営するバス No.10 "Free Airport Flyer" を利用し、Metro Airport駅にてライトレールに、Santa Clala駅にてカルトレインアルタモント通勤急行アムトラックに乗り継げる。

また、2025年にはバートがサンタクララ駅に乗り入れる予定である。

サンフランシスコ・ベイエリアの空港の位置関係

サンフランシスコ国際空港オークランド国際空港と共にサンフランシスコ・ベイエリアの主要路線の空の玄関口として機能している。

サンフランシスコ・ベイエリアの空港の位置関係

脚注

関連項目

外部リンク




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