ノンコーディング配列
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/20 16:17 UTC 版)
「en:Conserved non-coding sequence」も参照 ノンコーディング配列は、リボソームや転写因子の結合部位や認識部位となるなど、遺伝子発現の調節に重要であり、ゲノム中で保存されうる。例えば、保存された遺伝子やオペロンでは、そのプロモーター領域もまた保存される。タンパク質と同様に、ノンコーディングRNA (ncRNA) においても構造と機能に重要な核酸は保存される。しかしながら、タンパク質をコードする配列と比較して、ncRNAにおける配列保存性は一般的に乏しく、その代わり、構造や機能に寄与する塩基対の位置がしばしば保存されている。例えば、インターロイキン22(英語版)の遺伝子の付近にも、そのような場所が見られる。
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