ノルム保存擬ポテンシャル作成の条件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/05/05 21:51 UTC 版)
「ノルム保存型擬ポテンシャル」の記事における「ノルム保存擬ポテンシャル作成の条件」の解説
切断半径より外側で、擬ポテンシャルとその擬波動関数が、原子(以下、孤立原子を想定)のポテンシャルと波動関数(真の波動関数)と一致 切断半径で、上記が滑らかに一致(切断半径上での擬波動関数、原子の波動関数の対数微分の一致、トランスフェラビリティーに関わる) 切断半径内で、擬波動関数、原子の波動関数のノルムが一致 擬波動関数は、節(ノード)を持たない 擬ポテンシャルによるエネルギー固有値が、原子のエネルギー固有値と一致 (*)更に、より少ない平面波基底で計算可能な第一原理擬ポテンシャルとして、ウルトラソフト擬ポテンシャル(これはノルム保存型ではない)がある。
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