ノルウェーとアイスランドの影響
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 07:30 UTC 版)
「ノースダコタ州」の記事における「ノルウェーとアイスランドの影響」の解説
1870年頃、ノルウェーから多くの移民が州北東隅、特にレッド川近くに入植した。カナダからはアイスランド人が入ってきた。ペンビナの町が設立されると、多くのノルウェー人が入り、家族で農場を営んだ。彼らはルーテル派の教会や学校を造り、この地域では他の民族よりも圧倒的に多くなった。この集団にはレフジやルトフィスクなど特有の料理があった。アメリカ大陸では最大のスカンディナヴィア系祭である「ノルスク・ホストフェスト」が毎年9月にマイノット市で開かれている。ペンビナ郡にはアイスランド州立公園があり、毎年開催されるアイスランド系の祭と共に、移民の影響を残している。 旧世界の民族慣習が長い年月を経ても残り、織物、銀細工や木彫の技能が復活している。アイスランドに起源がある伝統的な芝土屋根の家が公園に復元され展示されている。マイノット市のスターヴ教会は市の目印になっている。ノルウェー系住民はマイノット市人口の3分の1近い32.3%となり、州全体でも30.8%となっている。
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