ノビネチドリとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 自然 > 生物 > 植物 > ラン科 > ノビネチドリの意味・解説 

延根千鳥

読み方:ノビネチドリ(nobinechidori)

ラン科多年草高山植物

学名 Gymnadenia camtschatica


ノビネチドリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/15 22:27 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
ノビネチドリ
2008年6月 福島県会津地方
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 単子葉類 Monocots
: キジカクシ目 Asparagales
: ラン科 Orchidaceae
: ノビネチドリ属 Neolindleya
: ノビネチドリ N. camtschatica
学名
Neolindleya camtschatica (Cham.) Nevski
シノニム
和名
ノビネチドリ(延根千鳥)

ノビネチドリ(延根千鳥、学名:Neolindleya camtschatica )は、ラン科ノビネチドリ属多年草

特徴

は太く円柱形で直立し、高さ30-60cmになる。は5-10個が茎に互生し、葉身は楕円形~狭長楕円形で、長さ7-15cm、幅2-6cm。先端は尖り、縁は波状に縮れ、3-5筋の葉脈が目立つ。葉の基部は鞘状になって茎を抱く。

花期は5-7月で、淡紅紫色のを穂状に多数つける。は花と同じ長さ。萼片は長さ5mm、側花弁は萼片より短く、唇弁はやや長く、くさび状広卵形で先端が3裂する。

和名の由来は、近縁のテガタチドリの肥厚した根茎の形が掌状で「手形」であるのに対し、本種の根は掌状にならず、伸びるため「延根」という。

分布と生育環境

樺太カムチャツカ半島朝鮮半島日本に分布する。山地の樹林下の湿った場所に自生する。

日本では北海道本州中部以北、四国九州に分布する。

シノニム

  • Platanthera camtschatica (Cham.) Makino
  • Gymnadenia camtschatica (Cham.) Miyabe et Kudô

近縁種

参考文献

外部リンク




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ノビネチドリ」の関連用語

ノビネチドリのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ノビネチドリのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのノビネチドリ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS