ノギスの出現
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 01:17 UTC 版)
古い工業機器を収蔵しているヨーロッパの博物館(ロンドン科学博物館、パリ工芸技術博物館、ミュンヘンのドイツ科学技術博物館)にも、古い時期のノギスは所蔵されておらず:5、滑り挟み尺とバーニヤ目盛が結びついた経過についてははっきりしない。 日本の三重県四日市市にある博物館「秤乃館」には、フランス陸軍砲兵隊の工場で1840年頃に使われていたとされるバーニヤ目盛つきのノギス(フランスでは1840年をもってメートル以外の長さの単位の使用が罰則付きで禁止されたが、この器具にはメートル以外の単位「プース」も併記されている)が収蔵されており:11、現存する世界最古のノギスという評価もある。 アメリカ合衆国のブラウン・シャープ社は、1851年に初のノギスを生産したとしている:12。
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