ネコにマタタビ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 23:59 UTC 版)
「ネコ#フレーメン反応」も参照 ネコ科の動物はマタタビ特有の臭気(中性のマタタビラクトンおよび塩基性のアクチニジン)に恍惚を感じ、強い反応を示すため「ネコにマタタビ」という言葉が生まれた。同じくネコ科であるライオンやトラなどもマタタビの臭気に特有の反応を示す。なおマタタビ以外にも、同様にネコ科の動物に恍惚感を与える植物としてイヌハッカ(キャットニップ)がある。キャットニップは「ネコが噛む草」という意味であり、その名の通り、ネコはこの草を好む。これはこの草の精油にネペタラクトンという猫を興奮させる物質が含まれているからである。ネコに同様の効果をもたらす植物としてそのほかに荊芥、キャットミントがある。バレリアンの成分に吉草酸が含まれ、ネコはバレリアンの香りを特に好む。
※この「ネコにマタタビ」の解説は、「ネコの文化」の解説の一部です。
「ネコにマタタビ」を含む「ネコの文化」の記事については、「ネコの文化」の概要を参照ください。
- ネコにマタタビのページへのリンク