ヌアバレ=ンドキ国立公園
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/02 09:18 UTC 版)
「サンガ川流域の3か国保護地域」の記事における「ヌアバレ=ンドキ国立公園」の解説
詳細は「ヌアバレ=ンドキ国立公園」を参照 ヌアバレ=ンドキ国立公園 (Parc National de Nouabalé-Ndoki - Congo, ID1380rev-001) はコンゴ共和国のサンガ地方・リクアラ地方にまたがる形で1993年に設定された。その面積は386,592ヘクタール (ha)である。これは約120万haとされるンドキ川流域の約3分の1ほどをカバーしていることになる。この地域は人と接したことのないゴリラやチンパンジーなどが棲息しており、1980年代には京都大学の学術調査隊が研究したこともある。 世界遺産登録地には、南に隣接するグアルゴ三角地帯(面積19,863 ha)も含まれた。これは、ンドキ川とグアルゴ川の合流する原生林の地域である。現地の住民も含めてほぼ人跡未踏の状態で残されてきた場所だが、1999年以降、専門家による霊長類の研究施設が設置され、少なくとも2010年の時点までワシントン大学教授のクリケット・サンズと野生生物保全協会研究員のデイブ・モーガンがチンパンジーなどの研究を行なっていた。 2009年にはこの国立公園を含む152万5,000 haの範囲が、「サンガ=ヌアバレ=ンドキ」(Sangha-Nouabale-Ndoki) としてラムサール条約の登録地になった。
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