ニューオデオンビルの時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 18:37 UTC 版)
「横浜オデヲン座」の記事における「ニューオデオンビルの時代」の解説
閉館後、跡地に「ニューオデオンビル」が建設され、その名を残した複合商業施設となった。その後、1985年(昭和60年)7月13日、同ビル9階に映画館「横浜オデヲン座」の名で再開業した。オープン番組は『銀河鉄道の夜』であった。東宝関東興行の経営による東宝洋画チェーンの一館として運営された。復活後の同館はミニシアターの趣が深く、映写方式もスクリーンの裏側から行う特殊な方式であった。観客数の減少に伴い2000年(平成12年)7月7日、『ブランケット&マクレーン』の上映をもって閉館した。 現在、ニューオデオンビルは現存するものの、伊勢佐木町の地盤沈下に伴い当初のテナント(ブティック・宝飾品店等、古書店や模型店「ラッキーサン」等の趣味の店や、横浜ベイスターズ公式グッズショップ「The BaySters」も入居していた。)が次々に撤退。中古専門高級服飾品店が一店舗入居をしているものの、その後は元々近隣で営業していたパチンコ店「くいーぷ」が低層階に入居し、中上層階はインターネットカフェ、個室ビデオ店、ダーツバーが入居しているなど娯楽雑居ビル化しており、当初の「ショッピングビル」の面影はほぼ無くなってしまった。だが、2014年10月31日にピカソドン・キホーテ店が低層階(くいーぷ跡他)に移転した。ただし、また各階がすべて埋まっているわけではなく、空き店舗が多い。
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