ニシカ・ポークト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/31 14:16 UTC 版)
「神曲奏界ポリフォニカの登場人物」の記事における「ニシカ・ポークト」の解説
トルバス神曲学院で精霊社会学を教える講師。神曲楽士の資格を有しているが、実は精霊を嫌悪する反精霊主義者。一方的に執心していた女性精霊を手に入れようと楽士になったが、神曲が合わなかったために彼女から契約を拒否されたという卑俗な理由で精霊を憎み始めた。だが結局、憎悪や怒りなどの感情も中途半端にしか持てていない。神曲学院の講師を引き受けたのも、講師という上の立場から未熟な学生を見下して優越感を得るため。その憎しみの正体は、中途半端な才能があったため自分は何でも出来る優れた人間なんだと優越感を抱いていたが、現実という壁に阻まれて挫折し、その責任を精霊に被せることで自尊心を保ったというもの。それゆえ、精霊を嫌いながらも神曲楽士という地位は捨てられず、精霊を害する手段を得ても後が怖くて実行に移せないというとんだ小物。
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