ナンブミズベヘビ
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ナンブミズベヘビ | |||||||||||||||||||||||||||
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ナンブミズベヘビ Nerodia fasciata
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保全状況評価[1] | |||||||||||||||||||||||||||
LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) |
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分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Nerodia fasciata (Linnaeus, 1766)[1] |
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和名 | |||||||||||||||||||||||||||
ナンブミズベヘビ[2] | |||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||
Southern water snake[1] |
ナンブミズベヘビ(南部水辺蛇、Nerodia fasciata)は、有鱗目ナミヘビ科ミズベヘビ属に分類されるヘビ。
分布
アメリカ合衆国南東部
形態
全長60-100cm。体色は暗色で褐色の横帯が入るが、個体による変異が大きい。
亜種
- Nerodia fasciata confluens (Blanchard, 1923)
- Nerodia fasciata fasciata (Linnaeus, 1766)
- Nerodia fasciata pictiventris (Cope, 1895)
生態
河川、湖、池沼等の水辺や湿地等に生息する。夜行性だが、木の枝等の上で日光浴を行うことも好む。性質は荒く、危険を感じると噴気音を出して威嚇したり噛みつくこともある。
繁殖形態は卵胎生で、1回に2-57頭の幼体を産む。
人間との関係
開発による生息地の破壊や、毒蛇と間違われ駆除される等の理由で生息数は減少している。
ペットとして飼育されることもあり、日本にも輸入されている。性質が荒く、触れようとすると暴れる。
出典
- ^ a b c Hammerson, G.A. 2007. Nerodia fasciata. The IUCN Red List of Threatened Species 2007: e.T62237A12583389. https://dx.doi.org/10.2305/IUCN.UK.2007.RLTS.T62237A12583389.en. Accessed on 17 December 2024.
- ^ 中井穂瑞領『ヘビ大図鑑 ナミヘビ上科、他編 分類ほか改良品種と生態・飼育・繁殖を解説』誠文堂新光社、2021年、357頁。ISBN 978-4-416-52162-5。
参考文献
- クリス・マティソン 『ヘビ大図鑑』、緑書房、2000年、90-91、167頁。
- 『爬虫類・両生類800図鑑 第3版』、ピーシーズ、2002年、124頁。
関連項目
- ミズベヘビ属
固有名詞の分類
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