ナガサとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > ナガサの意味・解説 

なが‐さ【長さ】

読み方:ながさ

長いこと。また、その度合い。「昼の—」

数学で、直線または曲線沿って測った2点間の距離。「線分ABの—」


ナガサ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/24 01:07 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

ナガサとは、マタギに用いられている狩猟山刀)の名称である。叉鬼山刀(マタギナガサ)と呼ばれることもある[1]

マタギアイヌ民族の用いる短刀の名称から「マキリ」と呼ばれることもあるが、ナガサは形状と大きさが共に大きく、アイヌの「タシロ」と呼ばれるものに近い。

概要

6~7寸(約18 - 21センチメートル)前後の刃渡りを持つ、に似た片手持ちの刀剣もしくは剣で、片刃で切っ先の大きなものが多い。刀身はタタラ製鉄と類似した技法で製作されている[2][3]

柄が木ではなく、刀身と一体となった筒状になっているものは特にフクロナガサ(袋ナガサ)と呼ばれる。これは、ある程度の長さの木の枝や棒の先端を差し込んで固定し、を始めとした大型獣を仕留めるための即席の狩猟用として用いることを考えたものである。

フクロナガサの様式で刃渡りが4~6寸 (約12 - 18センチメートル程度)と短いのものもあり、これらはマスケと呼ばれる。

脚注

  1. ^ 又鬼山刀”. 西根打刃物製作所. 2016年9月6日閲覧。
  2. ^ 西根 登 / マタギナガサ”. 日本職人名工会. 2016年9月7日閲覧。
  3. ^ マタギ山刀 ナガサを造る 高解像度版”. マタギ自然塾. 2016年9月7日閲覧。

参考文献

関連項目


「ナガサ」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ナガサ」の関連用語

ナガサのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ナガサのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのナガサ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS