ドロン葉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 22:36 UTC 版)
「ドラえもんのひみつ道具 (とさ-とん)」の記事における「ドロン葉」の解説
ドロン葉(ドロンパ)は、「ドロン葉」(てんとう虫コミックス16巻)に登場する。 「狸が人を化かす」と言う言い伝えを科学的に再現した道具。外観はただの木の葉だが、狸の頭に乗せると、脳から特殊な念波が放射され、周囲の人間に幻覚を見せる。幻覚効果を持続させるには葉を頭に乗せ続けている必要があり、葉を頭から外すと効果は解除される。 狸の脳に合わせて作られているため、人間が使っても効果はないが、狸と同じイヌ科である犬でも同様の効果がある。但し「化ける」という行為はあくまで身の危険を避けるためのものであり、危険に直面することのない動物、たとえばしずかの家で幸せに暮しているペロなどには効果はない。もちろん狸によく間違えられるドラえもんにも(本当は猫型なので)効果はない。 作中では、飼い主から虐待を受けている犬に使用した際、犬が飼い主、飼い主が犬に変身するという出来事が起こった。飼い主に変身した犬は人間と同様に2本足で歩いたり、手で物を持つ事が出来る。犬になった飼い主は犬になっても2本足で立てる他、人間の言葉を話せる(但し原作ではその声に他の人間が反応する描写がなく、周囲に人間の言葉として聞こえるかは不明)。「ドラえもんひみつ道具大事典」では犬が2本足で立ち、バットを持って飼い主を叩く描写がある。
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