ドクター・ゲイル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/18 06:48 UTC 版)
エルケ・ニッヒ・ゲイル シドの祖父の時代に金星の執政官をしていた"G"の一人で、人並み外れた超能力と頭脳を持ち、人々からはドクター・ゲイルと呼ばれる。ゴディスではなくゲイル一族が金星を統治すべきと考えてクーデターを起こすも失敗。その後アスカに移住し、アステカ大陸の砂漠サウドの地下の工場で、ウラン235を使った「G爆弾」を製造した。 彼はメセトラら大元老がこの時代の日本で生まれて過去の金星に飛ばされたことを知っており、運命を変えて自分が過去の金星に飛んで金星人の祖になろうと企む。1999年に惑星アスカと衝突して爆発する地球を、1996年に単独で爆発させようと、「ディシュース計画」さらに「ノア計画」を進め、過去への跳躍に必要な明日香の超能力を得ようとするが、シドとレイに倒される。 地球では彼は自分の超能力を封印してカニンガムに化けていた。 エドワード・カニンガム ゲイルの地球での姿。諏翁厚生大臣の客として明日香と会うが、その部屋に仕込まれていた物質〈ゼノン〉の力により明日香は彼や同行の客の心を読むことができなかった。カニンガムは、原子力推進協会の日本代表の立場である諏翁と共に、日本に世界中の放射性廃棄物を集める「ディシュース計画」(D計画)を進めていた。この計画によって地球は、本来アスカと衝突して爆発するはずだった1999年ではなく、6ヶ月後に単独で爆発し、過去のアスカを救うこととなる。 カニンガムに変身している間、ゲイルは自分の超能力は封じて身を守り、別の超能力者をゲイルに仕立て上げて明日香と戦わせていた。
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