ドカベン訴訟
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/14 09:38 UTC 版)
「ドカベン プロ野球編」の記事における「ドカベン訴訟」の解説
TBSで放送されていたバラエティー番組「ウンナンの桜吹雪は知っている」の中で、西武ライオンズ・渡辺久信投手が水島新司を提訴した、という設定で行われた。 訴訟の内容は、渡辺が当作品の第1巻において岩鬼にホームランを打たれている場面を指して、「俺は岩鬼にホームランを打たれるはずがない」と主張し、名誉棄損の損害賠償として「『ドカベン プロ野球編』の作品の中で、自分が新魔球(「ブルースカイフォーク」、実際には打者が空振りしたフォークが定義づけられている)の開発、完全試合達成の場面を描くこと」を命令として請求するというものだった。 訴訟は原告・渡辺久信の勝訴に終わり、要求も実現。水島は後に「(漫画の中での)ノーヒットノーラン記念」として球場まで渡辺に花束を持っていった(水島は「敗訴」したにもかかわらず、「これで作品に描くいいネタができた」と喜んでいた)。その後、渡辺は1996年6月11日、オリックス・ブルーウェーブを相手にノーヒットノーランを“本当に”達成し、水島は再び球場に花束を持っていくことになった。
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