ドゥービー・ブラザーズのヴァージョン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/26 05:12 UTC 版)
「ホワット・ア・フール・ビリーヴス」の記事における「ドゥービー・ブラザーズのヴァージョン」の解説
ドゥービー・ブラザーズ盤はディスコ、ブルー・アイド・ソウルのサウンドでチャートを上昇した。ドゥービー・ブラザーズのアルバム『ミニット・バイ・ミニット』のレコーディングでは、プロデューサーのテッド・テンプルマンが「柔和な感触が必要だ」と考えて、パーカッションの演奏で参加した。また、マイケル・ジャクソンがバックグラウンド・ボーカルでゲスト参加したという噂も流れたが、パトリック・シモンズによれば、マイケルは『ミニット・バイ・ミニット』のセッションのリハーサルを訪問しただけで、レコーディングには参加しなかったという。 1979年にはシングル・カットされ、Billboard Hot 100では自身2度目、「ブラック・ウォーター」以来4年ぶりの1位獲得を果たした。また、『ビルボード』のダンス・ミュージック/クラブ・プレイ・シングル・チャートでは40位、R&Bシングル・チャートでは72位を記録した。第22回グラミー賞では、主要部門のうち最優秀レコード賞と最優秀楽曲賞の2部門を受賞した。なお、テッド・テンプルマンがドラマーとして参加している。 ニュージーランドのシングル・チャートでは14週連続でトップ50入りし、うち2週にわたって5位を記録した。イギリスではオリジナル・リリース当時に全英シングルチャートで31位に達し、1987年にも57位を記録している。 ドゥービー・ブラザーズのヴァージョンは、『マイ・ライバル』(1982年公開)、『恋のためらい/フランキーとジョニー』(1991年公開)といった映画のサウンドトラックで使用された。コンピュータゲームの分野では、グランド・セフト・オートV(2013年)のサウンドトラックで使用された。 ドゥービー・ブラザーズが2014年に発表したアルバム『サウスバウンド』に収録された本作のセルフ・カヴァーには、サラ・エヴァンスがゲスト参加した。 『ローリング・ストーン』誌が選ぶ最も偉大な500曲において、343位にランクされている。
※この「ドゥービー・ブラザーズのヴァージョン」の解説は、「ホワット・ア・フール・ビリーヴス」の解説の一部です。
「ドゥービー・ブラザーズのヴァージョン」を含む「ホワット・ア・フール・ビリーヴス」の記事については、「ホワット・ア・フール・ビリーヴス」の概要を参照ください。
- ドゥービー・ブラザーズのヴァージョンのページへのリンク