ドイツ海軍の空母と海軍航空部隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 01:20 UTC 版)
「ドイツ海軍 (国防軍)」の記事における「ドイツ海軍の空母と海軍航空部隊」の解説
レーダー提督は空母の必要性を痛感しており、そのため海軍航空隊の設立と空母の建造をヒトラーに要求してはいたが、Z計画でも僅か4隻に留まるにも関わらず、ポケット戦艦の後継艦の装甲艦は12隻も計画されていた。空軍側も空母航空隊の管轄問題で非協力的な態度を示した為に計画は遅延し、最終的には艦載機が空軍の所属となる事で決着した。グラーフ・ツェッペリンは1940年にはほぼ完成したが建造が中止され、85-90%の完成状態のままに置かれていた。艦載機はその航続力を生かして陸上に配備された。1942年に再開されたが、1943年に再び建造中止された為、1945年1月に自沈した。1942年に空母改装が決定したウェーザー(アドミラル・ヒッパー級4番艦、ザイドリッツを建造中に改装)は20㎝主砲塔2基を撤去した段階で放置されたまま終戦まで係留されていた
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