ドイツ国外における運用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 01:46 UTC 版)
「3.7 cm PaK 36」の記事における「ドイツ国外における運用」の解説
フィンランドやハンガリー、ルーマニア、スロバキアに軍事援助として供与されたが、独ソ戦においては序盤でしか使いものにならなかった。 これ以外にも中独合作によって蔣介石率いる国民革命軍(中国国民党軍)にも少数が輸出されており、日中戦争初期の太原作戦で使用され、創成期の日本陸軍機甲部隊を率いた百武俊吉大尉など独立混成第1旅団戦車第4大隊の4人の中隊長のうち2人が戦死、1人が重傷を負うという大損害を与えた。その後の武漢作戦では、山砲兵第27連隊の九六式十五糎榴弾砲に制圧されている。これを鹵獲した日本軍はラ式三七粍対戦車砲の名をつけて現地部隊で運用したほか、後の日本軍の火砲開発における技術サンプルになった。
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