トンガ交易圏帝国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/16 02:52 UTC 版)
(この期間のトンガの歴史は、トンガ大首長国 を参照) トンガは無文字文化であったため、ラピタ文化終了後、口伝伝承でさかのぼれる10世紀までの歴史は不明である。記録に残る最古の王は10世紀のアホエアトゥ王であり、この頃よりトンガは、トンガ帝国とも称される、西ポリネシアに広がる大交易文化圏を形成し始める。12世紀にはトゥイ・トンガ11世がサンゴによる石灰岩のブロックで巨石建造物を建築している。支石墓も残っている。 14世紀のカウウルフォヌア王は宗教的権威と世俗的権力を分離、世俗的権力は弟のマウンガモトゥア王に属した。マウンガモトゥア王はハアアタカラウア王朝を開く。15世紀には専制王制が崩壊し、封建体制に移行する。当時、既にサモアを支配下においていた。17世紀にはハアアタカラウア王朝のフォトフィリ王が弟のヌガラに王位を譲り、カノクポル王朝が始まる。19世紀にはタウフォアウ・トゥポウ王が即位。現王朝が成立した。
※この「トンガ交易圏帝国」の解説は、「トンガの歴史」の解説の一部です。
「トンガ交易圏帝国」を含む「トンガの歴史」の記事については、「トンガの歴史」の概要を参照ください。
- トンガ交易圏帝国のページへのリンク