トゲアリトゲナシトゲトゲ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/23 00:34 UTC 版)
「トゲハムシ亜科」の記事における「トゲアリトゲナシトゲトゲ」の解説
トゲナシトゲトゲの仲間にもトゲのある種があり、複数の文献でトゲアリトゲナシトゲトゲ(トゲアリトゲナシトゲハムシ)という呼び方で紹介している。その外見は普通のトゲハムシとは異なるものである。具体例が紹介されているのは池田清彦の著書『不思議な生き物─生命38億年の歴史と謎』で、かつてタイで小宮義璋がトゲのあるトゲナシトゲトゲを発見したエピソードのほか、具体的な種名と写真も掲載している。別の文献には、東南アジア産種の中にトゲ状の突起を有するように進化したホソヒラタハムシ(トゲナシトゲトゲ)が見られ、それらを日本の愛好者が当時の和名にちなんで、かつてこのように呼んでいたことが記されている。トゲアリトゲナシトゲトゲという和名は2007年の時点では存在せず、国内産のトゲハムシに該当するものはない。また国内の図鑑等での記載は確認できず、研究者や愛好者に広く使われている呼び名かは不明である。
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