十角糸瓜
トカドヘチマ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/16 08:56 UTC 版)
トカドヘチマ(十角糸瓜)は、ウリ科の植物。ヘチマの近縁種である。表面がなめらかなヘチマと違い、10本の稜線(角)があることからこの名がついた。インド原産で、南アジアから東南アジア、東アジアにかけての広い範囲で栽培があり、日本でも沖縄県や鹿児島県、[熊本県]]で栽培が行われている。ヘチマと同じように観葉植物や食器洗いのスポンジとしての利用もあるが、もっとも大きな利用は未熟果を野菜として食べることである[1]。炒め物や煮物などに使用される。
- ^ 「世界の食用植物文化図鑑」p201 バーバラ・サンティッチ、ジェフ・ブライアント著 山本紀夫監訳 柊風舎 2010年1月20日第1刷
- 1 トカドヘチマとは
- 2 トカドヘチマの概要
トカドヘチマ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 15:35 UTC 版)
トカドヘチマ(Luffa acutangula (L.) Roxb.)の果実にはとても硬い筋があり、そこから名前が付けられた。野菜としての用途が主たる栽培目的である。トカドヘチマの葉と茎にはナッツ系の独特の臭気がある。タワシを作る場合は、完熟乾燥すると果実が硬く加工が難しくなるので、やや緑がかった状態が適している。繊維採取用の種類より幾分果実が小さく、15 - 40cm程度である。小さい果実であれば原型を活かしたままタワシにすることができる。
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