トウゲブキとは? わかりやすく解説

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峠蕗

読み方:トウゲブキ(tougebuki)

キク科多年草高山植物

学名 Ligularia hodgsonii


トウゲブキ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/20 01:10 UTC 版)

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トウゲブキ
山形県月山 2012年7月 
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : キク亜綱 Asteridae
: キク目 Asterales
: キク科 Asteraceae
亜科 : キク亜科 Asteroideae
: メタカラコウ属 Ligularia
: トウゲブキ L. hodgsonii
学名
Ligularia hodgsonii Hook.f.
和名
トウゲブキ(峠蕗)

トウゲブキ(峠蕗、学名:Ligularia hodgsonii )はキク科メタカラコウ属多年草。別名、エゾタカラコウ(蝦夷宝香)、オニタカラコウ(鬼宝香)。

特徴

の高さは30-80cmになる。根出葉は長さ30cmになる長い葉柄があり、葉身は腎形で、長さ4.5-13cm、幅は7.5-27cmになる。先端はまるく、基部は心形で、縁には不ぞろいの鈍い鋸歯がある。茎につくは互生し、葉柄の基部は広い鞘となって茎を抱く。

花期は7-8月。茎の上部に散房状に5-9個の頭花をつける。頭花は黄色で、径4-5 cmになり、頭花柄の長さは1-8cm、花序にくも毛がある。総苞は長さ11-12mmの鐘形で、総苞の基部に2個の小苞があり、頭花柄の基部に幅の広い苞葉がある。舌状花は7-12個、筒状花の花冠は長さ27mm、幅5-8mmになる。果実は長さ6-7mmの痩果で、冠毛は帯赤褐色で、長さ1cmになる。

分布と生育環境

日本では、北海道、本州の福島県・山形県以北に分布し、山地帯から亜高山帯の開けた草地に生育する。世界では、千島樺太に分布する。

下位分類

  • カラフトトウゲブキ Ligularia hodgsonii Hook.f. var. sachalinensis Koidz.

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