樊噌草
ハンカイソウ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/19 20:15 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動ハンカイソウ | |||||||||||||||||||||||||||
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自然教育園、2010年6月
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分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Ligularia japonica Less. | |||||||||||||||||||||||||||
シノニム | |||||||||||||||||||||||||||
Ligularia palmatifida (Siebold et Zucc.) Nakai |
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和名 | |||||||||||||||||||||||||||
ハンカイソウ(樊噲草) |
ハンカイソウ(樊噲草、学名: Ligularia japonica )はキク科メタカラコウ属の多年草。
特徴
茎の高さは60-100cmになる。根出葉は長い葉柄があり、葉身は掌状に深く裂け、長さ、幅は30cmになる。茎につく葉は3枚で、茎に互生し、葉柄の基部は広い鞘となる。芽出しの時の葉はヤブレガサのようにすぼんでおり、成長とともに展開する。
花期は6-8月。茎の上部に散房状に2-8個の頭花をつける。頭花は黄色で、径10 cmに達する。舌状花は10個ほど。トウゲブキ(エゾタカラコウ)にはある総苞の基部と花柄の基部の苞はない。冠毛は赤褐色で、長さ6-7.5mmになる。
分布と生育環境
日本では、本州の静岡県以西、四国、九州に分布し、山地の林下や湿った草原に生育する。アジアでは中国大陸、台湾、朝鮮に分布する。
ギャラリー
参考文献
- 佐竹義輔・大井次三郎・北村四郎他編『日本の野生植物 草本III合弁花類』(1981) 平凡社
- 米倉浩司・梶田忠 (2003-) BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)
「ハンカイソウ」の例文・使い方・用例・文例
- ハンカイソウという植物
- ハンカイソウのページへのリンク