データ不備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/06 03:03 UTC 版)
データが規格にそって作成されていない 解像度不足のために粗く印刷されてしまう、逆に必要以上の解像度によってファイルサイズが過大となり入出力に影響する等。またカラーモードが適切でない場合もあり、二値原稿がグレースケールで作成されてモアレを生じる、カラー原稿がCMYKでなくRGBで作成されたために色が変化する等の原因となる。また原稿作成側のモニターの色調整をしっかり行っていない場合や、CMYKデータ変換時のカラープロファイルの誤りにより、モニターの色とは大きくかけ離れた印刷仕上がりとなる場合がある(ただし、先述の通り、RGBとCMYKの色調は完全には一致しない)。 フォントをアウトライン化や画像の統合がされていない 印刷所が対応していないフォントでアウトライン化がされていない場合、出力ができない場合や、他のフォントに置き換わってしまうことがある。また画像の統合(レイヤーの結合)がされていない場合も同様に出力に影響する場合がある。 規定のファイル形式で保存されていない 印刷版に出力する作業が行えない。またファイルネームも印刷所によって指示、推奨がされている場合があり、ファイル名がページを示すことによって乱丁、落丁の原因となる可能性がある。
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