デビューから4歳まで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 08:23 UTC 版)
「ロツキータイガー」の記事における「デビューから4歳まで」の解説
1983年9月に、船橋競馬場の3歳新馬戦でデビュー。初出走時の馬体重は430kgしかなく、初勝利も3戦目で、結局3歳時は5戦してこの1勝のみという平凡なスタートとなったが、4歳の春に桑島孝春が初めて手綱をとった雲取賞(大井競馬場)で直線一気の差し切り勝ちを決め、一変する。この年の南関東4歳世代にはキングハイセイコーやステートジャガーなど強力なライバルがおり、これらのライバル馬とハイレベルな争いを繰り返した。春は羽田盃3着・東京ダービー2着とキングハイセイコーに敗れたものの、秋の東京王冠賞では三冠を狙ったキングハイセイコーに2馬身半の差を付けて優勝した。この勝利をもって世代チャンピオンを確定させたとの見方もあるが、このときキングハイセイコーは、主戦からテン乗りの騎手への急遽乗り替わりやスタートで出遅れるなどの不利があり、また距離が長かったとも指摘されている。吉川彰彦によれば、前記2頭のライバルにもそれぞれ個性や力量はあったが、本馬は決め手やインパクトで前記2頭のライバルを上回っていたと評している。桑島は全25戦中16戦でロツキータイガーに騎乗した。
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