デハ6380形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/09 09:04 UTC 版)
「国鉄デハ6310系電車」の記事における「デハ6380形」の解説
新宿電車庫が火災により焼失し、同庫に配属されていた電車20両が焼失したが当時、電装品は輸入に頼らざるをえず、貴重品であったことから、焼け残った電装品を復旧し、新造の車体と組み合わせて製作されたのが本形式である。1916年から1918年にかけて、同火災で焼失した電動車と同数の19両が製造された。新造された車体は、デハ6310形と全く同形であるが、電装品はすべて焼失車の再用であるため、電動機、制御器、制動方式も雑多で、中には直接制御式のものもあったが、1918年度の標準化により間接式に交換された。製造の状況は次のとおりである。 1916年(5両)汽車支店 : 6380 - 6384(5両) 1917年(4両)汽車支店 : 6385 - 6388(4両) 1918年(10両)天野工場 : 6389 - 6398(10両)
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