ディフタウとは? わかりやすく解説

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ディフタウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/02 15:35 UTC 版)

ディフタウ
最高地点
標高5,205 m (17,077 ft)
プロミネンス2,002 m (6,568 ft)
アイソレーション64キロメートル (40 mi)
総称セブン・セカンド・サミット
ウルトラ
座標北緯43度3分 東経43度8分 / 北緯43.050度 東経43.133度 / 43.050; 43.133座標: 北緯43度3分 東経43度8分 / 北緯43.050度 東経43.133度 / 43.050; 43.133
地形
ディフタウ
コーカサス山脈の中のディフタウの位置
所在地 ロシア カバルダ・バルカル共和国
 ジョージア カバルダ・バルカル共和国
所属山脈コーカサス山脈
地形図Map and Guide to the Caucasus: Bezingi, Bashil, Adaikhokh[1]
プロジェクト 山

ディフタウ(ゴラ・ディフタウ、ディフタウ山、ロシア語: Дыхтау(Dykhtau), カラチャイ・バルカル語: Дых тау(Dykh-Tau), グルジア語: დიხთაუ)は、ロシアカバルダ・バルカル共和国にあるである。山頂はジョージアとの国境の北約5kmに位置している。エルブルス山に次いでコーカサス山脈およびヨーロッパで2番目に高い山である。山名はテュルク語で「ギザギザの山」を意味する"dik dagh"に由来する。

アクセス

ディフタウへは北側(ロシア側)から最もアクセスしやすい。ベジンギ村はカバルダ・バルカル共和国の首都・ナリチクから公共交通機関がわずかしかなく、4WD車を借りる必要がある。ベジンギ村のキャンプは標高2180mの位置にある。ここからベースキャンプに到達するまでさらに2日間かかる[2]

登頂ルート

ディフタウは、ベジンギ氷河を渡り壮大な「ベジンギの壁」に面するコーカサス山脈の山の一つである。1888年のMummeryとZarfluhによる初登頂は当時の大きな成果だった。彼らが使用した南西稜を上るルートは今では通常のルートとしては使われておらず、ロシアのグレード英語版で4Bに格付けされている北稜のルートが使われている。

Misses Koshから始まり、Misses-Tauの西稜を最初に横断し、Misses-Koshから4時間、ディフタウの北稜に下行する懸垂氷河が位置するロシアのBivouacまで続く。Misses-Tauとディフタウの間の狭い道にたどり着いたら、北稜は頂上に続いている。ロシアの野営地から北稜の野営地までは2日は見ておく必要がある。詳細と地図

地図

インターネット上ではソ連軍に由来する様々な地図が見られる。それらはキリル文字で書かれている。2つの地図がこのエリアをカバーしている[1]

脚注

  1. ^ a b Map and Guide to the Caucasus: Bezingi, Bashil, Adaikhokh (Map) (1st ed.). 1:100,000 with mountaineering information. Cartography by EWP. EWP/WCP. 1994. ISBN 0-906227-53-4
  2. ^ Caucasus from Elbrus to Kazbek (Map) (1st ed.). 1:200,000 with general information. Map Guides. Cartography by EWP. Robin Collomb and Andrew Wielochowski. 1993. ISBN 0-906227-54-2

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