ディジュリドゥとアボリジニとは? わかりやすく解説

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ディジュリドゥとアボリジニ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/05 09:51 UTC 版)

ディジュリドゥ」の記事における「ディジュリドゥとアボリジニ」の解説

アボリジニ1000年上前ディジュリドゥ作ったとされ、実際に文献存在しないので証明不可能ながら「世界最古管楽器」の一つではないかと言われる。主に宗教儀式ヒーリングのために演奏していたと考えられている。現在では様々な地域演奏されるが、伝統的にディジュリドゥが伝わる地域オーストラリアでも北部集中しており、クイーンズランド州西オーストラリア州北部ノーザンテリトリーアーネムランドのみである。 元々は、アボリジニが昔から精霊交信するための祭儀使用していたもので、神聖な楽器として大事に扱われていた。 ディジュリドゥという名は、オーストラリア入植した白人がその音を聞いてディジュリドゥ」と聞こえたことによって付けられた。20世紀入ってからのことである。アボリジナル自身それぞれの言語グループ言葉で、例えアーネムランド内でも南西の方では「Magoマゴ)」、北東では「Yidaki(イダキ)」、クィーンズランド州北部では「Yigi Yigi(イギイギ)」などと呼ぶ。ちなみに日本出回っているディジュリドゥ多くはイダキである。 また、アボリジニの間ではディジュリドゥ男性楽器とされ、女性演奏することはほとんどない女性が吹くと妊娠するので吹いてはいけない、部族によっては反対に女性が吹くと不妊になるので吹いてはいけないという伝承がある。女性触れてもいけないとする部族もある。

※この「ディジュリドゥとアボリジニ」の解説は、「ディジュリドゥ」の解説の一部です。
「ディジュリドゥとアボリジニ」を含む「ディジュリドゥ」の記事については、「ディジュリドゥ」の概要を参照ください。

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