ディジタル回路設計
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/24 05:40 UTC 版)
ブール論理は論理回路の設計にも使われる。その場合、0 と 1 はディジタル回路でのビットの異なる2つの状態を表し、電圧の高低に対応させることが、現代では多い(必ずしもそうしなければならないわけではない)。回路は変数を含む式で表され、変数が回路の入力、式を評価した結果が回路の出力に相当する。入力と出力の対応が完全に与えられれば、それをブール論理の式で表現することができる。 ANDゲート、ORゲート、NOTゲートのような基本論理回路だけを使うこともできるが、NANDゲート、NORゲート、XORゲートなども組み合わせてディジタル回路を構成することができる(なお、ディジタル電子回路のごく初歩的な知識があれば、ANDやORよりNANDやNORのほうが基本的である、というのは常識だが)。組み合わせ方は、演算子の優先順位に従って直列や並列に結合する(翻訳元にそうあったものと思われるが、何を言っているのかわからない。回路は接続されている通りに動作するのであって、優先順位などというものは記法上の便宜的なものに過ぎない)。
※この「ディジタル回路設計」の解説は、「ブール論理」の解説の一部です。
「ディジタル回路設計」を含む「ブール論理」の記事については、「ブール論理」の概要を参照ください。
- ディジタル回路設計のページへのリンク