ディアマンBとは? わかりやすく解説

ディアマンB

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/09 20:11 UTC 版)

ディアマンロケット」の記事における「ディアマンB」の解説

ディアマンA第1段及び第3段増強したのがディアマンBである。第1段アメティスト新開発のものであり、推進剤をより高性能四酸化二窒素 (NTO) と非対称ジメチルヒドラジン (UDMH) の組み合わせ変更全長エムロードの10mから14mまで延長されている。第3段のP068ロケットモータはP064ロケットモータの増強型である。能力増加に伴い衛星大型化したためフェアリング直径拡張されている。 計画時はスーパー・ディアマン呼称されており、P16ロケットモータを第1段として使用する案も検討されたが、固体推進剤より液体推進剤価格安かったことからアメティストステージが採用された。 CNESにより5機が打ち上げられ、3機が成功、1機が部分成功し、1機が失敗した。 \主要諸元全長23.5 m 代表径1.4 m 全備質量24.9 t ペイロード160 kg / 300km LEO115 kg / 500km LEO25 kg / 1,000km LEO 段数 (Stage)第1段第2段第3段名称アメティスト トパーズ - 使用エンジンヴァロワ P2 P068 各段全長14.2 m 4.72 m 1.65 m 各段代表径1.4 m 0.85 m 0.85 m 各段質量20.7 t 2.93 t 0.78 t 推進剤NTO/UDMH Isolane Isolane 推進剤質量18 t 2.28 t 0.685 t 真空平均推力349 kN 120 kN 41.2 kN 真空比推力221 s 255 s 276 s 有効燃焼時間111 s 47 s 45 s

※この「ディアマンB」の解説は、「ディアマンロケット」の解説の一部です。
「ディアマンB」を含む「ディアマンロケット」の記事については、「ディアマンロケット」の概要を参照ください。

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