ディアマンB P4
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/09 20:11 UTC 版)
「ディアマンロケット」の記事における「ディアマンB P4」の解説
1972年1月から開発が進められたディアマンBの増強型である。従来のトパーズ(P2ロケットモータ)に替えMSBS中距離弾道ミサイル (IRBM) の第2段として用いられていたリタ(P4ロケットモータ)を第2段として使用した。また、フェアリングにブラック・アローのものを流用することで衛星の大型化に対応した。3機が打ち上げられ全て成功した。 \主要諸元全長21.6 m 代表径1.5 m 全備質量26.4 t ペイロード200 kg / 300km LEO153 kg / 500km LEO45 kg / 1,000km LEO 段数 (Stage)第1段第2段第3段名称アメティスト リタ - 使用エンジンヴァロワ P4 P068 各段全長14.2 m 2.28 m 1.65 m 各段代表径1.4 m 1.5 m 0.85 m 各段質量20.7 t 4.4 t 0.78 t 推進剤NTO/UDMH Isolane Isolane 推進剤質量18 t 3.62 t 0.685 t 真空平均推力349 kN 176 kN 41.2 kN 真空比推力221 s 273 s 276 s 有効燃焼時間111 s 62 s 45 s
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