テレビジョン放送完全デジタル化との関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 16:17 UTC 版)
「mova」の記事における「テレビジョン放送完全デジタル化との関係」の解説
UHF 470MHz - 770MHzの帯域は、現在アナログテレビジョン放送13ch - 62chに使用されているが、2011年7月25日以降は、デジタルテレビジョン放送用に転用される。ただし、このうち53ch以降となる710MHz - 770MHzの帯域については、それから1年以内に、テレビジョン放送用としては使えなくなる。mova無線局の免許期限は、この最終期限にあたる。 電波は、国際電気通信連合によって国ごとに使える周波数帯を決められており、各国はその限られた枠内においてさらに目的別割当を行っている。movaサービス終了やテレビジョン放送の完全デジタル化は、国の電波利用高度化政策に基づいて行われていて、テレビデジタル化は最終的に、地上波においてVHF70MHz分、UHF60MHz分の、合わせて130MHz分を解放し、他の目的に利用することを理由としている。 UHFのうちテレビジョン放送用として使えなくなる帯域は、movaが使用する通称「800MHz帯」(770MHz - 960MHz)と連続しており、最終期限の後は、710MHz以上の帯域が再編成され、新たな用途に割り振られることとなるが、具体的な用途についてはまだ決まっていない。なお、「FOMAプラスエリア」は、再編後を見越して周波数帯が割り当てられている。
※この「テレビジョン放送完全デジタル化との関係」の解説は、「mova」の解説の一部です。
「テレビジョン放送完全デジタル化との関係」を含む「mova」の記事については、「mova」の概要を参照ください。
- テレビジョン放送完全デジタル化との関係のページへのリンク