テリア・システム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/22 00:50 UTC 版)
1960年代初頭の時点で、テリア用の射撃指揮装置としては、タロス用のAN/SPG-49の技術を導入した大型のAN/SPQ-5レーダを使用するMk.73と、軽量のAN/SPG-55Bを使用するMk.76の二種類があった。その後、HTシリーズの導入とともに、Mk.76への統一が決定された。1968年の「リーヒ」を端緒として、FCSの統一とともに、海軍戦術情報システム(NTDS)や武器管制システム(WDS Mk.11)、AN/SPS-48 3次元レーダーの搭載などの近代化が着手され、1974年までに、就役中の全艦が改修を受けた。 ミサイル発射機としては連装のMk.10 GMLSが用いられた。ミサイルは後部の装填機構付き弾庫に収容されており、通常、その収容数は40発であったが、一部は80発から120発を搭載した艦もあり、ミサイル巡洋艦ボストン (CAG-1)、キャンベラ (CAG-2)は72発の底部装填機構付き弾庫を装備していた。
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