て‐は
[連語]《接続助詞「て」+係助詞「は」。上に付く語によっては「では」とも》
1 危惧・不都合などの感情をもたらす条件を仮定して示す。…たら。「けが人が出—大変だ」「死んではなんにもならない」
2 反駁(はんぱく)・感心などの強い感情をもたらす原因となる条件を示す。…たからには。「そこまで言われ—黙っていられない」「これだけやっつけられ—反論する気も起きない」
3 二つの動作・作用などが対になって繰り返される意を表す。「幼い頃は電車を見—喜んでいた」「姉はいつも洋服を脱いでは着て楽しんでいる」
4 その条件のもとでは必ず、または常に同じ結果になる場合の、その条件を示す。「慢心してい—勝てない」「せい—事を仕損じる」「遊んではよい成果が得られない」
5 (「…てはみる」の形で)よい結果が期待できない、あるいは自信がもてない状況のもとで、あることを行う意を表す。「考え—みるよ」「修理し—みるけれど完全に直るかどうか」
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